grbl1.1+Arduino CNCシールドV3.5+bCNCを使用中。
BluetoothモジュールおよびbCNCのPendant機能でスマホからもワイヤレス操作可能。
その他、電子工作・プログラミング、機械学習などもやっています。
MacとUbuntuを使用。

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*CNCマシンの制作記録は2016/04/10〜の投稿に書いてあります。


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2017年11月1日水曜日

Coursera: Convolutional Neural Networksコース開講

ようやくCouseraのDeep Learningシリーズのコース4であるCNN(Convolutional Neural Networks)が開講したようです。

以前コース1〜3までは受講してしまい、その続きとなります。UdemyのCNNコースで一通り学びましたが、復習も兼ねてやってみようかと。再登録というかたちになるのですが、料金($49)を支払ってのenrollというよりは、単なる聴講というかたちで覗いてみることにしました。聴講(無料)でも、講義の動画やプログラミング課題まではアクセスできるようです。ただし、字幕はまだ英語のみ。

CNNコースは:
Week1: Foundations of Convolutional Neural Networks/動画106分
Week2: Deep convolutional models: case studies/動画99分
Week3: Object detection/動画84分
Week4: Face recognition & Neural style transfer/動画79分

という構成になっており、各Weekでクイズやプログラミング課題があるようです。
後半の物体検知/顔検知/スタイル変換は面白そうです。

早速Week1の動画から見てみました。最初はConvolutionの基本原理となる、フィルター、パディング、ストライド、valid/sameなどの説明です。スタンフォード大のCS231n授業動画でも学べますが、やはり定評あるAndrew Ng先生の場合は丁寧に教えてくれます。抜け落としていた知識を補うためにもちょうどいい感じです。
実際コーディングする場合は、conv2d()などの関数を使えばすぐに実装できるのですが、Week1の最初の課題では、numpyを使ってフルスクラッチでConvolutionレイヤーを実装するようです。一旦仕組みを理解するにはよさそうです。2個目の課題からはTensorflowの関数を使っているので、より現実的な実装の仕方を学んでいくのだと思います。
Week2からのプログラミング課題はkerasを使うようです。

今後開講されるコース5:Sequece Modelでは、RNNやLSTMを学ぶようです。スタンフォード大学のCS230という授業がこのCourseraのコースと連携しているので、CS230のシラバスをみると、コース5は11/27以降というスケジュールになっています。

2017年10月9日月曜日

Convolutional Neural Networksのコース

Deep Learningのなかでも、特にGANなどの画像生成の技術に興味があるのですが、その一歩手前としてConvolutional Neural Networks(CNN)も勉強してみようかと、いろいろ探していました。CourseraのDeep Learningのコース4であるConvolutional Neural Networksはまだ開講していないため、もうしばらく待たないといけません(以下)。

Courseraと同様に、UdacityのDeep Learningコースもまだwaiting listのようです(かなり人気あるのかも)。
ほかにも、fast.aiでも無料でCNNの授業はあるようです。一見よさそうなのですが、AWS(有料)を使うようで登録やセッティングがめんどくさそうです。


あとは、前から気になっていたUdemyのDeep Learning: GANs and Variational Autoencodersと同じシリーズのDeep Learning: Convolutional Neural Networks in Pythonというコースです。

GANのコースはあまりないので(fast.aiにはある)、この↑のGANのコースをいずれは受講したいと思っているので、割引価格で1200円(書籍を買うよりも安い)だし、試しにどんなものかということも含めてCNNコースを受講してみることにしました。

Udemy: Deep Learning: Convolutional Neural Networks in Python
このコースでは、TheanoTensorflowの二種類異なる方法でコーディングするようです。Theanoは使ったことはないですがそれぞれメリット/デメリットがあるようで、この他のライブラリも含めどれがいいのかはほとんど好みという感じかもしれません。ただし、Theanoは次の1.0(現在0.9.0)をもって開発終了らしいです(原文)。


このコースの特長としては、試験や課題というものはありません。当然期限もありません。専用の質疑応答のフォーラムはあるので、有料の動画コンテンツ(英語)と質問応答の権利を購入するという感じです。授業で使うサンプルコードに関しては、このコースを受講していなくてもgithubからすぐに手に入ります。
授業内のアルゴリズムや数学的な説明は非常に端的で分かりやすいと思います。数分〜10分程度の動画が合計4時間分あります。ただ動画を眺めているだけではだめで、ノートをこまめにとるとか、コピペなど使わないでコードを書き、実際手を動かすことを強く勧めてきます。たしかにプログラミングの場合はそうしたほうが覚えが早くなります。
数学に関しては、他のコースでも言っていましたが、それほど深く理解しようとする必要はなくて、ライブラリの関数をどう使うのかということに慣れたほうがいいようです。このコースは理論の理解というよりも、コーディングに重点をおいているという感じです。しかし、いきなり本題に入るまえに、簡単なサンプルコードを試したり、いくつかの段階を経て、最後にはまとまったコードを書くということになります。このCNNのコースは上級者向けのようで、基本的なPythonプログラミング、機械学習の基礎は学んでおかなければいけません。たしかに、少し敷居が高そうです。このコース以外にも段階やジャンルに応じていくつかコースがあるので、内容に追いつけない場合は他のコースも同時にやったほうがいいのかもしれませんが、それだけお金がかかってしまいます。

最初のほうのCNNの説明は以下ようなステップになっています。

初心者にとっては、どのような手順で理解していけばいいのか分かりにくいので、このような段階的な説明があると理解しやすくなります。
Convolutionに関しては、まずはフィルターという概念で、Hello worldをしゃべる音源にエコーフィルターを加えるアルゴリズムを書いて実験するところから始まります。次に画像にぼかしフィルターを加えたサンプルで実験します。このへんは最初のエクササイズという感じです。このエクササイズを通して、変換された元データからConvolutionということを感覚的につかんでいきます。その後はこのフィルタリングされた画像をニューラルネットワークに入力して、CNNへと発展させていく感じです。
コーディングはTheanoとTensorflowの2種類用意してあり、もし普段からTensorflowを使っているのであれば、Theanoのコードは使わなくもいいと思います。
できるだけコピペしないで一通り書いてみました。コーディングすると、一行ずつ何をしているのかが分かるので、その分理解も深まります。Theanoのほうでもコーディングしてみると、二つの方法で書くので、さらに理解が深まる感じです。
CNNの大体のパターンはわかったのですが、まだ自力でコーディングはできないので、もう少し繰り返す必要がありそうです。もう少し慣れてくれば、コースに頼らなくても自力で他のサイトなど見ながら勉強していけそうです。

あとで気づいたのですが、CNNは上級者向けで、最も興味あるGANのコースは中級者向けなので、こちらのコースのほうを先にやってみてもよさそうです。

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